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価格比較サイトと連携し,製品レビュー・評価情報を提供
動画共有機能や独自の評価システムで良質なレビューが集中

[2007/05/08]

 価格比較サイト「coneco.net(コネコネット)」を運営するベンチャーリパブリック(本社:東京都港区,代表取締役社長:柴田 啓氏)は,今年1月から「coneco.net」と連携した商品レビュー投稿型会員制コミュニティ(SNSサービス)「conecoクラブβ版」をスタート。開設わずか2ヶ月強で会員数は3,000人以上に達し,投稿された商品レビュー数も1,000件を大幅に超えるなど,大きな反響を呼んでいる。
 投稿されたレビューには,第三者的立場から冷静に商品を評価した良質なユーザーレポートが多く,価格情報との連携も図れることから,Web2.0時代の新しい形の商品の情報交換サービスとしてユーザー,メーカーの双方から注目され始めている。

 「conecoクラブβ版」は,ユーザーが「conecoクラブ」の会員登録(無料)をすることで,動画や画像,テキストを用いた商品レビューを自由に投稿することができるようになり,投稿したレビュー情報の質に応じて現金に換金可能なポイントを継続的に獲得できるようしたサービス。投稿されたレビュー情報は,同社が運営している価格比較サイト「coneco.net」に掲載されている家電やパソコン関連,腕時計など約300ジャンル,約6万点の製品についての商品レビューとして掲載され,同サイトを訪れた一般ユーザーが投稿された動画やテキストによる商品レビュー情報を閲覧したり,ユーザー同士でコミュニケーションが図れることができるようになっている。もちろん,気になった商品をブックマークやマイページに登録したり,レビュー情報の評価を行ったりすることができる。さらに,「coneco.net」との連動で,気に入った商品が見つかった場合には,価格比較機能や商品検索機能を利用することによってワンストップでショッピングすることも可能となっている。

独自のアルゴリズムで投稿レビューの質を評価
 「conecoクラブβ版」の最も大きな特徴は,レビューの質によって獲得できるポイントが継続的に発生することにある。他の商品レビューサイトなどでは,投稿した時点でポイントが発生し,アフィリエイトと絡め,クリックされたら,さらに加算されるという形でポイントを付与しているのが一般的だ。「conecoクラブβ版」では,投稿されたレビューが,読者にとってどれだけ役立っているかという評価レベルに応じてポイントが発生するため,レビューが役立っている限りは,毎週ポイントが発生する仕組みになっている。
 このレビューの評価については,閲覧頻度や文章の長さ,動画の有無,読者の評価などを要素として独自に開発したアルゴリズムを用いたシステムで行っているという。この評価システムがユーザーに支持され,登録会員数は,開設1ヶ月で3000人を超え,投稿された商品レビュー数も1,000件を大幅に超え動画を使った詳細な情報を中心に1日当たり数十件のペースでレビュー情報が,続々と投稿されているという。
 同社の代表取締役社長の柴田 啓氏は,「一般的なレビュー情報を扱うサイトでは,1行2行の短い文章が多かったり,身元を明らかにせずに投稿されているので誹謗中傷も多く,本当に役に立つ情報が少ないのが実情だが,当サイトの投稿者は,冷静にレビューを書いてくれる。レビューの対象となっている製品を誉めるだけではなく,悪い点や課題もしっかりと書いてくれており,文章量も多く,文章で説明できない部分は,画像や動画で補完するといった工夫がなされ,質の高いことが特徴になっている」とレビューの質の高さに自信を示している。その言葉が示すように,同サイトでは,デジカメのムービー機能の質を紹介するために,実機で撮影したムービーがアップされていたり,インクジェットプリンターの印刷状況をビデオで撮影して,印刷速度のレビューに使ったりとわかりやすく,まじめに評価されたレビュー情報が多く集まっている。


coneco.net画像


購入場所の判断材料に加え購入する製品の判断材料も提供
 同社が「conecoクラブ」のサービスを開始した背景には,これまで購入する商品をすでに決定しているユーザーに対して購入場所を判断する材料として価格情報を提供するサービスはあっても,購入商品を決定するための判断材料として有効な製品の評価情報を提供するサービスがなかったことがある。「レビュー情報は,ニュースサイトなどではプロのライターが書いたものもあるが,一般的には,ユーザーが書いたものでは短いものが多く,あまり参考にならないのが現状。そこで良質なユーザーの口コミ情報を集めて,購入商品決定のための判断材料に役立ててもらおうと考えて『conecoクラブ』のサービスを開始した」(柴田氏)のだという。その結果,口コミ情報と「coneco.net」の価格情報と連動させた新しいサービスが可能になり,商品の評価情報と価格情報を収集,購入するまでの一連の流れをワンストップで提供できる新しい商品情報共有サイトのサービスが誕生したのである。
 今後の展開として同社では,「conecoクラブ」のコミュニティ要素をさらに高めるために,同じような商品に興味を持っている人をグルーピングし,コミュニケーションをさらに取りやすくする工夫を凝らしていくとしている。具体的には,レビューだけをジャンル別に閲覧できるレビューのトップページの設置やコンテストの実施などを計画しているほか,携帯サイト『価格比較コネコ』との連動などを考えているのだという。
 このように,さらなるサービスの拡充が予定されている「conecoクラブ」だが,今後の展開で特に注目されているのが,良質な口コミ情報をメーカーに提供することによって生まれる新たなビジネスである。柴田社長は,「SNSやユーチューブなど,WEB2.0と呼ばれている新しいサービスでは,ビジネスモデルが不透明。我々の場合には,価格比較サイトconeco.netとの連携を前提に,商品の評価情報の提供に特化し,結果として商品の購入につなげることでマネタイズできるビジネスモデルになっている。だから評価情報の投稿者にポイントも支払え,良質な口コミ情報を集めることが可能になった。良質な製品評価情報が,このサイトから広がっていくことを確信している。今後は,社会的な使命としてメーカーへの口コミ情報の提供することで,よりよい製品作りに寄与するサービスも考えて行きたい」としている。
 SNS的コミュニティ機能,動画共有,ポイント機能に加え,価格比較サイトとも連動した,新しい商品情報交換サイトとして注目されている「conecoクラブ」だが,今後は,WEB2.0時代の新たなビジネスの震源地としてさらに反響を呼ぶものになると期待されている。

記事要点掲載先:日経BP.net


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