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大学発ベンチャーのテラ、北大と共同研究契約を締結
ガン細胞治療法の一層の強化を目指す


[2010/06/11]

 東京大学発ベンチャー企業のテラ(東京都千代田区)は、2010年6月1日に北海道大学とガンなどの治療法の開発を目指した共同研究契約を締結したと発表した。北大の共同研究の責任者は、遺伝子病制御研究所の西村孝司教授である。共同研究の中身は抗原特異的ヒトT細胞の誘導法と免役モニタリング評価法などを確立し、樹状細胞ワクチン療法の効果を相乗的に高めることを目指す。

 2006年4月に創業したテラは、樹状細胞を利用してガン抗原として特異的細胞障害性T細胞(CLT)を誘導してガンを直接狙って攻撃する樹状細胞ワクチン療法の技術などを医療機関に提供する事業を展開している。今回は、西村教授が発見したガン抗原に特異的なヘルパーT細胞を誘導する研究成果を基に、特異的細胞障害性T細胞の誘導を促進させる技術の実用化などを目指す。西村教授はヘルパーT細胞の純粋大量培養に成功し、ヘルパーT細胞によるガンの細胞治療法の開発に成功した実績を持っている。

 テラは東大医科学研究所の研究成果や知的財産を基に、徳島大学歯学部の研究成果を組み合わせるなどの強化策を続けて、ガン細胞治療法の技術とノウハウを強化し、事業内容を向上させてきた。今回の北大との共同研究もこうした強化策の一環である。

(技術ジャーナリスト 丸山正明)


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