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ERATO染谷生体調和プロジェクトは知的財産マネジメントを重視

[2016/10/21]

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 2016年10月19日に科学技術振興機構(東京都千代田区)で開催されたJST理事長定例記者説明会にゲストとして講演した東京大学大学院工学系研究科の染谷隆夫教授は、戦略的創造研究推進事業のERATOとして2011年8月から2017年3月まで推進する「染谷生体調和エレクトロニクス」プロジェクトについて、来月11月14日に「染谷生体調和エレクトロニクスプロジェクト終了報告会を開催する」と説明した。

 ERATO「染谷生体調和エレクトロニクス」プロジェクトは、フレキシブル有機エレクトロニクスの実現を目指して、2011年8月から研究開発が始まった()。この中では、「最薄・最軽量の電子回路を用いた装着感がない生体センサーを出口として推進してきた」と、研究総括を務めた染谷教授は説明した。

 同プロジェクトでは、知的財産の特許ポートフォリオ構築と活用を重視した知的財産マネジメント戦略を採用し、独立行政法人工業所有権情報研修館(INIPIT)から知財プロデュサーの派遣を受け、「研究開発成果を学術論文にする工程と、研究開発成果の“発明”部分を特許などの知的財産化する工程はお互いにまったく独立させて実施した」という。
 この結果、知的財産としては「基本特許は単独出願する、外国出願を重視する、事業活用の視点で発明内容を評価する、事業化で連携する企業と共同出願による特許群(知的財産プール)をつくるなどの知的財産戦略を実施した」と、染谷教授は解説した。特許は要素技術、システム、アプリケーションなどで分類にし、現在、国内出願件数27件(この内、23件が単独出願)の実績となった。この国内出願件数27件は順次、PCT(特許協力条約=Patent Cooperation Treaty、)出願に移行させる計画である。

 また、ERATO「染谷生体調和エレクトロニクス」プロジェクトの研究開発成果の事業化を推進するために、「ベンチャー企業のXenoma(東京都文京区)をスピンアウト的に平成27年(2015年)11月2日に設立した」と説明した。同社の社長には綱盛一郎氏が就任した。(技術ジャーナリスト 丸山正明

図●最薄・最軽量の電子回路を用いた装着感がない生体センサーの試作品など
図●最薄・最軽量の電子回路を用いた装着感がない生体センサーの試作品など



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