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ゼファーの小型風力発電機「AIRDOLPHIN」
「グッドデザイン賞」を受賞

[2005/10/13]

 小型風力発電機の専門メーカーであるゼファーは,開発中の小型風力発電機「AIRDOLPHIN(エアドルフィン)」が,日本産業デザイン振興会が主催する「2005年度グッドデザイン賞(Gマーク)」を受賞したと,2005年10月11日に発表した。同賞の審査会は,「軽量で発電効率の高い風力発電機。ネジを表面に出さないなど,細かいデザイン上の配慮が見られる。ユニークなコンセプトを高い技術によって高次元でまとめており,小型で高性能な製品を,独創的な形態で表現したことを評価したい」というコメントを寄せている。ゼファーの受賞は,現在発売中の小型風力発電機「Z-500」に続き,今回で2度目である。

各種新技術の導入で相反する性能目標を同時達成
 ゼファーによれば,今回のAIRDOLPHINの開発に当たり,「小型・超軽量で安全」,「静かで高い発電効率」,「多機能で安価」という3つの相反する性能目標を同時に達成することを目指した。これを達成するため,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO 技術開発機構)の「産業技術実用化開発助成事業」による支援を受けるなどして,産学官の共同研究開発プロジェクトを発足させた。ここに流体力学,電子技術,素材技術,加工技術,情報技術(IT),さらには日本人の匠(たくみ)の技術といった,風車開発に必要なすべて分野の専門家を集結させている。
 この結果,(1)新設計の翼型と炭素繊維素材の採用したブレードを開発し,発電量当たりの本体重量で世界トップ・クラスを実現,(2)独自の低風切り音ブレードやパワーアシスト方式などを採用することで,高速回転時のブレード騒音や微風速下の始動性能を大幅に改善,(3)高性能の制御システムを内蔵させることにより,微風から暴風領域までの広い連続運転性や,運転情報やメンテナンス情報を外部に伝える通信機能を達成,(4)ボディ接合部に日本の匠の技術である寄木細工を応用し,金属疲労を起こしやすいネジ類の使用を最小限に抑制,(5)風向の変化を探る方向舵を左右に自由に可動できる構造にすることで,変化する風向を早く正確に補足,といった特徴を実現した。
 ゼファーは,AIRDOLPHINを2005年末に発売する計画である。発売時の本体価格は30万円を予定。

写真:ゼファーが開発中の小型風力発電機「AIRDOLPHIN(エアドルフィン)」
ゼファーが開発中の小型風力発電機「AIRDOLPHIN(エアドルフィン)」

記事要点掲載先:産業イノベーション日経BP知財Awareness日経BP.JPTech-On!

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