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[2006/12/12]

ニュースリリース
報道関係者各位
福井大学大学院 工学研究科

太陽光・風力発電システムと電力ネットワーク間の電力需供給を最大効率化
─ 協調運用技術で電力の安定供給を実現,太陽光・風力発電システムの更なる普及をサポート ─


【新規発表事項】
 福井大学は,太陽光・風力発電システムと電力ネットワークとの協調運用技術の研究開発をこの12月から本格的に開始します。福井大学がこれまでに蓄積してきた電力ネットワークの運用技術に,東京大,早稲田大,徳島大が所有する太陽光・風力発電システムやバッテリーの運用・制御技術を融合させ,東京電力株式会社配電部と連携して電力ネットワーク運用者と太陽光・風力発電システム設置者との電力需供給を最大限活用するための協調運用技術の開発研究を本格的に進めます。
 グループリーダである林泰弘福井大学助教授は,「電力ネットワークと太陽光・風力発電システムが歩調をあわせる運用技術を開発・導入することで双方が発展し,省エネで環境に優しい電気を安定利用できる未来社会をめざしたい」と豊富を述べています。
 福井大学は,文京キャンパスの地域共同研究センター1階実験室内に,誰もが自由に設計して実験できる電力ネットワーク模擬実験設備を設置,計算機シミュレーションと併用して次世代電力ネットワーク技術の研究開発をバックアップします。

【背 景】
 環境負荷低減や電力自由化の進展により,太陽光発電システムや風力発電システムといった再生可能エネルギー利用型分散型電源の電力ネットワークへの連系が急増しています。しかしながら,太陽光・風力発電システムの運転技術と電力ネットワークの運用・制御技術の開発はそれぞれ個別になされており,近年普及・拡大が急激に進んでいる再生可能エネルギーによる分散型電源の発電電力を最大限生かしていません。
 分散型電源との効果的な協調運用技術を導入することにより,再生可能エネルギーシステムの更なる普及と,環境負荷低減,送電損失の削減,負荷平準化等への貢献が期待されます。

【訴求点】
 本研究で独自に開発した協調運用支援シミュレーション手法とその検証実験により,新規に太陽光や風力発電システムを電力ネットワークに連系しようとしている設置希望者に対して,「配電線のどこに,いつ,どのくらいの発電電力ならば,注入してもネットワーク全体の安定供給は維持できるのか,逆に維持できなければ,太陽光・風力発電システムや電力ネットワークにどのような制御を施せばよいのか」,といった技術課題を迅速に解決することができます。
 本技術は電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門)2007年1月号にて掲載を予定しているほか,これまでに21件の論文を発表,4件の特許を出願中です。

【今 後】
 今後,研究グループでは,通信制御技術を基盤として協調させることで電力ネットワークの安定活用と分散型電源の有効利用を実現する技術の研究開発を本格的に進める。

●備 考
 本成果は,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)産業技術研究助成事業による研究成果です。

【本件に関する問い合わせ先】
福井大学大学院 工学研究科・電気電子工学専攻   助教授:林 泰弘
TEL:0776-27-8035 FAX:0776-27-8035
e-mail:hayashi@fuee.fukui-u.ac.jp

  【テクニカルノートはこちら】
     福井大学らの研究グループからの提案
     ・「太陽光・風力発電と電力ネットワークの次世代協調運用技術」の開発に関する意見交換や共同研究を募集


記事要点掲載先:Tech-On!

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