技術&事業インキュベーション・フォーラム

TOPページへニュースへ連携提案へ注目技術&事業コラムへイベント・セミナーお問合せ



[2006/12/25]

ニュースリリース
報道関係者各位
中山工業株式会社

冷間縮径ロール成形法による高機能管の試作を中山工業株式会社が開始
2007年までに量産化を目指す


【新規発表事項】
 40年以上の歴史を有する中山工業株式会社(本社:愛知県刈谷市,代表取締役:石川剛圭)は,丸管を素材として角管・異形管を製造するリロールメーカーです。冷間ロール成形法でありながら,従来法では3%以上丸管の外周長を小さくすることが不可能でしたが,大きく縮径する成形法を開発。これを冷間縮径ロール成形法(以下「縮径ロール法」)といい,丸管を素管として1パス1工程で素管外周を一気に約25%小さくすることが可能になります。(例えばΦ165.2→Φ124)目下量産に耐えうる成形機を開発すると共に,2007年には量産化を目指しています。この縮径ロール法によると長手方向に一様でない一部多重管や全長に渡る多重管を得ることもできます。一部強度不足の部分のみを多重化することにより素材として強度アップすることができます。製造方法もロール成形である為前後処理の必要がなく低コストで造ることができます。

【背 景】
 高炉・溶協(溶接管協会)メーカー(アズロールメーカー)が従来技術により造る金属管は,大規模な製造設備を必要とし,初期投資が大変大きく,製品外径を変更するたびにコイル幅を含め大部分のロールを変更しなければならず,製造ロットを大きくする事によってのみ採算が取れる方式で,単一外径長尺品を目的として多量生産されていて、少ロット生産に対しては高価です。該金属管は断続的(飛び飛び)な外径寸法の管であり,管材製品を得るには2次加工,3次加工を施さなければならず,最終管材製品は必然的に高価になります。リロールメーカーはアズロールメーカーの製造した金属管を素管としなければなりませんが,リロールメーカーの必要性の一つは,アズロール管に無いサイズを補充する為であり,もっぱら冷間引抜法により製品が造られてきました。この技術そのものは,製造エネルギー,省エネルギーの観点から,多くの問題と未熟な面を抱えており,結果として高価な製品が市場で使用されています。一方前工程(ボンデ処理,酸洗い,口付け)及び後工程(矯正,切断,酸洗い)の無い縮径ロール法は低コストで製品製造を実現できます。

【訴求点】
 冷間縮径ロール成形法によれば管の一部を高強度にするための二重管・変肉管,タップ穴が管一部に必要でその部分のみを増肉させたい時,一部多重管を用いることが出来るようになります。異質材による二重管も可能で,熱伝導性の異なる材料との組合せによる熱交換器用配管や,耐食性の良い材質と,高強度の管を組み合わせた水道管(ライニング管)や肉厚が二重になる間にメッシュや防振材を入れることによる二重管+防振性のある排気管,外管を高価なステンレス,内管を安価な鋼管を用いた景観材等,に用いることができます。
 更に,丸管に留まらず当社の技術である角・異形管への再成形技術を用いて,オンライン上で目的とする製品を一気に造ることができます。

【今 後】
 現在,試作など済んでいる中,目的とする製品の品質確定と実用化のための研究を進めると共に,以下に関する縮径ロール法の更なる可能性の拡張を進めています。
   ・外周模様付管の研究。
   ・管の接合の研究。

●備 考
 本成果は,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO 技術開発機構)「平成17年度産業技術実用化開発助成事業」による研究成果です。

【本件に関する問い合わせ先】
中山工業株式会社   営業部 担当:今西
TEL:0566-28-7890 FAX:0566-23-4564
e-mail:naka-k2@katch.ne.jp
URL:http://www.nakayama-crf.co.jp/

【テクニカルノートはこちら】
  中山工業株式会社からの提案
・「冷間縮径ロール成形法」による多重管に関する意見交換や共同研究開発の提案
  【関連記事】
    ・高効率冷間縮径ロール成形法による,安価な多重管製造技術を開発 多重管の幅広い用途開発に期待 [2007年01月12日]



記事要点掲載先:Tech-On!

オープンイノベーション・フォーラム

オープンイノベーション静岡

トピックス
パナソニックの住宅関連事業を支える耐酸被覆鋼板、接着技術や樹脂コーティング法に独自ノウハウ

【座談会】レアアース泥の採泥・揚泥は戦略技術、焦らず段階を踏んで確実に商用化を目指す

IoT、大手自動車メーカーが製造ラインに導入約60万円のシステムで不良品の発生を大幅低減

人気記事ランキング(2018年8月)










オープンイノベーションコラム

オープンイノベーション・フォーラム




| 産業イノベーションHOME | 技術&事業インキュベーション・フォーラムHOME |
Copyright (c) 2005-2013 TechnoAssociates, Inc. All rights reserved.

お問い合せ イベントIndex コラムIndex 提案Index ブレークスルー技術Index INTERVIEW Index topへ テクノアソシエーツへ