(株)テクノアソシエーツ TOPページへ テクノアソシエーツサイトへ

TOPページへニュースへ連携提案へ注目技術&事業コラムへコラムへ



提案書



(1)大学・学部学科・研究室名・氏名
山口大学・農学部生物機能科学科・環境微生物学研究室・藤井克彦

(2)「技術シーズ」名
コスト的に競合可能なアスタキサンチンを生産する微細藻類生育技術

(3)技術概要
本研究室では以前に,アスタキサンチンを細胞内に蓄積する微細藻類Monoraphidium属GK12株を分離しました。アスタキサンチンは抗酸化活性および色揚作用を持つカロテノイドです。アスタキサンチンの微生物生産はヘマトコッカスが最もよく研究されていますが,栄養要求性の高さと生育の遅さから,その培養には多大なコストがかかると言われています。このような事情から今日市場の大部分を占めるのは石油から合成されたアスタキサンチンですが,それでも$2,500/kgと高価であり,昨今の石油価格が高騰していること,石油消費量の抑制が求められること,さらには合成アスタキサンチンの食品や飼料への使用が禁止される傾向にあることから,今後コスト的に競合できる天然アスタキサンチンの生産法の確立が望まれると期待されます。

図
【図の説明】
(a) Minoraphidium属 GK12株の顕微鏡写真,(b)屋外気象条件下でタンク培養(20L)をしている写真,(c)太陽光発電による電力自給式・屋外培養設備



(4)特徴・訴求点
(1)
アスタキサンチン含量は低いですが(ヘマトコッカスが15-30mg/gに対して,GK12は2.5 mg/g)有機物やビタミンを含まない完全無機塩培地で良好に生育する(屋外培養時の雑菌汚染が低いと考えられます)
(2)
シスト化しなくても常時アスタキサンチンを生産している(ヘマトコッカスのような増殖・シスト化の二段階プロセスが不要)
(3)
ビタミンおよび不飽和脂肪酸含量が多い(健康食品としての利用が可能か?)
(4)
生産するアスタキサンチンが,合成アスタキサンチンと同じ遊離型である(ヘマトコッカスは脂肪酸が付加したエステル型を生産)


(5)現在注力している業界・分野
農林水産分野,食品分野,医薬・化学分野


(6)これから応用展開の可能性を探索してみたい業界・企業(アイディアジェネレーション段階)
健康食品生産メーカー(ヒトの医薬品として利用できるかどうか)
医薬品生産メーカー(ヒトの健康食品として利用できるかどうか)
培養装置等の製造メーカー
その他,遊離型アスタキサンチンを生産することから,合成アスタキサンチンに替わる化成品として利用可能かどうか。菌体からの効率的な抽出法を開発できないか研究していく計画です


(7)提案事項
まずは関心を持ってくださった企業と勉強会レベルで意見交換を行い,可能であれば共同研究にまで発展させられればと思っています。


【ニュースリリース】
  ・山口大学,コスト的に競合可能な天然アスタキサンチンを生産する環境調和型技術を開発  [2009年02月12日]




オープンイノベーション・フォーラム

オープンイノベーション静岡

トピックス
パナソニックの住宅関連事業を支える耐酸被覆鋼板、接着技術や樹脂コーティング法に独自ノウハウ

【座談会】レアアース泥の採泥・揚泥は戦略技術、焦らず段階を踏んで確実に商用化を目指す

IoT、大手自動車メーカーが製造ラインに導入約60万円のシステムで不良品の発生を大幅低減

人気記事ランキング(2018年8月)










オープンイノベーションコラム

オープンイノベーション・フォーラム




| 産業イノベーションHOME | 技術&事業インキュベーション・フォーラムHOME |
Copyright (c) 2005-2013 TechnoAssociates, Inc. All rights reserved.

INTERVIEW Index ブレークスルー技術Index 提案Index コラムIndex イベントIndex お問い合せ