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提案書



(1)大学・学部学科・研究室名・氏名
北陸先端科学技術大学院大学・マテリアルサイエンス研究科・藤原研究室・仕幸英治

(2)「技術シーズ」名
円偏光を発現する有機EL素子を用いた3次元表示技術の開発

(3)技術概要
 有機EL素子の陰極に強磁性体を用い,強磁性陰極から発光層へスピン偏極電子を注入することにより,円偏光を発現する有機EL素子を開発しています。既に円偏光の観測に成功しており,今後は円偏光度の向上を目指し,スピン情報の注入・輸送の効率化と,発光分子の選択に焦点を当てて,開発を進めていきます。

【図の説明】
【図の説明】通常の有機EL素子では陰極にAlなどの非磁性体を用いますが,本開発ではスピン偏極電子を発光層に注入するために,陰極にFeなどの強磁性体を用いています。これまでにFe陰極素子から,室温,印加磁場3000 Oeにて,円偏光度約0.5%を有する発光を観測しました。



(4)特徴・訴求点
スピン注入による円偏光発光自体は,既にGaAsをベースとした無機LEDから観測されていますが,その発光色は赤外光です。本開発は可視光でも円偏光発光する素子を開発しています。
無機LEDでも材料を変えれば可視光での円偏光は可能かもしれませんが,有機分子のほうが官能基を変えることにより発光色を細かく制御できるため,本開発は有機分子での開発をおこなっています。
本開発では円偏光の左右2成分を用いた3次元表示ディスプレイへの応用を考えています。既存のものは画像鑑賞位置固定式ですが,本開発は発光そのものが円偏光であるため,鑑賞位置は自由です。


(5)現在注力している業界・分野
有機ELディスプレイの偏光板削減による薄型化技術。薄型ディスプレイからの3次元表示技術。


(6)これから応用展開の可能性を探索してみたい業界・企業(アイディアジェネレーション段階)
円偏光を認識できる素子を用いたセキュリティ技術の開発。
スピン注入による分子への機能付加,分子構造制御技術の開発(円偏光以外)。
単分子素子を用いたスピントロニクスデバイスの開発。


(7)提案事項
高効率な円偏光発光のための,特に発光分子材料メーカーとの意見交換,共同開発を提案します。



【ニュースリリース】
  ・円偏光を発現する有機EL素子を用いた3次元表示技術を開発  [2009年2月18日]




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