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提案書



(1)大学・学部学科・研究室名・氏名
福井県立大学・生物資源学部・濱野吉十

(2)研究テーマ名 (NEDO助成技術H20(2))
天然の微生物を利用した,強靱かつ柔軟で耐薬品性に優れるポリアミド系バイオプラスチックの開発

(3)研究テーマの技術・開発段階
・ 基礎研究段階 

(4)技術概要

 「ポリ乳酸」などのポリエステル系バイオプラスチックについては,微生物によるポリマー化の技術が確立されつつあります。一方,ポリアミド系バイオプラスチック(ナイロンなど)は強靱かつ柔軟で耐薬品性に優れていますが未開拓のままです。この様な背景の下,我々は,ある種の微生物がナイロンの構造に似たe-ポリリジンを合成することに着目し,ポリアミド系プラスチックの微生物生産につながるe-ポリリジン合成酵素(Pls)を見出すことに成功しました(チッソ株式会社との共同研究)。

図
Plsはアミノ酸L-リジンのポリマー化を触媒し,ナイロン6の化学構造に類似したe-ポリリジンを生産する。

(5)特徴・訴求点
現在のところPlsは,「ポリアミド系バイオプラスチックの微生物合成」の可能性を有している“唯一の酵素”と言えます。
単一酵素であり小型でもあるPlsは,その機能改変が比較的容易であり(バイオテクノロジーの技術を適用しやすい),バイオプラスチック材料の創出に理想的な微生物酵素ツールです。

(6)現在注力している応用分野,将来探索してみたい分野<複数分野可>
【現在】丈夫なバイオプラスチックを開発したい製造業全般(繊維業界,自動車業界など)
【将来】リサイクル業界,自治体 (生ゴミからのプラスチック生産)

(7)実用化に向けた課題
“長鎖(100mer以上)”のe-ポリリジンを合成できる改良型Plsの構築(100mer以上のe-ポリリジンはバイオプラスチックの材料になり得る)。
L-リジン以外のアミノ酸をポリマー化できる改良型Plsの構築。

(8)企業に対する提案事項
ポリアミド系バイオプラスチックの微生物生産実用化について,プラスチック製造を得意とする各企業/興味のある企業との意見交換・共同研究を提案します。


【ニュースリリース】
  ・強靱かつ柔軟で耐薬品性に優れたバイオプラスチック合成技術を開拓 〔2009年11月12日〕 



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